23:1[sage]
2014/06/18(水) 21:38:30.01 ID:uFrkF4c+0
 収監から数日後 
  
 看守「あー。お前に面会が来てるぞー」 
  
 海軍の開発者「どうも」 
  
 海軍の開発者「あきつ丸を改造して、ついでに装備も開発したとか! 陸軍の整備兵が? こんな子供が?」 
  
 海軍の関係者「うちで働かないかね?」 
  
 艦娘(同じ事の二の舞はゴメンだ、と私はその申し出を断った) 
  
 艦娘(ところが、彼は再びやってきた) 
  
 海軍の開発者「エンジン開発がしたいそうじゃないか? 艦娘の為の…タービンの開発者を探している」 
  
 海軍の開発者「とにかく早いものが欲しい」 
  
 艦娘「……!」 
  
 艦娘(あまりにも魅力的すぎる言葉だった) 
  
 艦娘「でも、私は…エンジンが作りたい…」 
  
 海軍の関係者「うむ。だが、君はまだ若い。勉強するという意味でも、タービンを作ってみてくれないか?」 
  
 海軍の開発者「君の家にあった、昔作ったエンジンを見せてもらった。あれを、船の為に活かしてくれないか?」 
  
 艦娘「………私は…」 
  
 艦娘(一筋の、光のように見えた) 
  
 艦娘「…お願いします…」 
  
 海軍の開発者「そうと決まれば早速出所だ!」 
  
 艦娘(そしてそのまま海軍の工廠へと連れられた。牢屋にいなくて済む、という思いと、早いものが作れる、という思いでいっぱいだった) 
  
 艦娘(何故新型タービンを欲していたのか。その理由は、到着してすぐわかった) 
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