28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/18(水) 17:49:51.00 ID:OIe+ZWtGo
 「……っ」 
  
 僕の剣幕に少女がわずかにたじろいだが、すぐにキッと僕を睨み付けなおも暴れようとする。 
 どうやら説得は無理らしい、ならば選択肢は一つだ。 
 掴んでいた腕を緩め少女を解放すると 
  
 危なくなったら逃げるんだよ? 
  
 そう言って、少女と一緒に走り出した。 
 返答は聞かなかったが、きっとこの子なら分かってくれているだろう。 
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