過去ログ - 宿屋「魔王城の近くに休憩所作ったった」
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11: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:15:00.52 ID:xRD8RazP0
居候「ただいまー。あ、豪勢なお客さん達帰ったんだな」

僧侶「え、えぇ…」

居候「…あれ、宿屋どこ行った?」
以下略



12: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:15:34.46 ID:xRD8RazP0
>翌日、城――

王「久しいな――まさか魔王城の傍で商売をしているなど、思いもよらなかったぞ」

宿屋「…」
以下略



13: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:16:01.24 ID:xRD8RazP0




居候「ベッドメイクに掃除、調理の下ごしらえ…くそぅ宿屋がいないせいで、なかなか遊びにも行けねー」
以下略



14: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:16:36.70 ID:xRD8RazP0
宿屋「魔王がお前に世代交代してから魔物の影響は変わったが、それも魔王の気まぐれだと思われている――そもそも「一般の人間」達は、ここ10年の間に魔王の世代交代があったのは知らないんだよ」

宿屋「先代、お前の親父は魔物を使って人間の街を制圧したり殺したり、容赦なかった。」

宿屋「しかし――お前の代になってから強い魔物は魔王城に配置されるようになり、冒険者がなかなかレベルを上げられない事態が発生したわけだ」
以下略



15: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:17:05.52 ID:xRD8RazP0
居候「おいテメェ…何やってやがるんだ!?」

居候(冗談じゃないことくらいわかる…!魔王は怪我してるし…それに宿屋の野郎、魔王に襲いかかろうとしていた――今まで、見たことないような顔をして!)

宿屋「チッ」
以下略



16: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:17:39.37 ID:xRD8RazP0
魔王(10年前、魔王だった父上は勇者に討たれた――しかし息子である俺の存在を知らなかったのか、その後勇者は魔王城から立ち去った)

魔王(その勇者が――あんな間近な場所に休憩所を構えていただと……!?俺もまだ即位していない、わずかな「魔王不在の期間」に!)

魔王(では…何故こいつは今まで、俺を――)
以下略



17: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:18:14.82 ID:xRD8RazP0
魔王「な、何でだ…お前――」

魔王(俺が本気を出した瞬間――こいつ、構えを解きやがった!)

宿屋「…へっ」
以下略



18: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:18:40.37 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僧侶「あ、あの、勇者、様…」オドオド

勇者「そぉんな緊張しなくて良いですって〜、我が勇者パーティは可愛い仲間を歓迎しております!今日から宜しくな僧侶さん!」

以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:19:07.99 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勇者「はい、ボス撃破〜。お疲れー、皆ゆっくり休んでね〜ん」

僧侶「ゆ、勇者様…お、お茶ご一緒しません?」

以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:19:38.76 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
魔法使い「戦士…戦士ィっ!」

僧侶「そんな…戦士さんが…」

以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:20:11.81 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仲間「遂に突き止めたな、魔王城!」

僧侶「…えぇ。長い、戦いでした―――」

以下略



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