過去ログ - 宿屋「魔王城の近くに休憩所作ったった」
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6: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:12:29.97 ID:xRD8RazP0
僧侶「今日も魔王さん元気一杯でしたねぇ」←ちなみにこいつもレベルカンスト

宿屋「魔王め腕を上げおったな、こりゃその内世界征服されるかもしれんな、あっはっは」

居候「おいおい冗談はやめてくれよ、あいつそんなに悪い奴じゃないよ」

商人「ほんっと、居候は世間知らずだねェ〜」

居候「そりゃ育ての親が悪かったんだよ」

宿屋「教育失敗しました」シクシク

居候「何だとテメェ」

商人「いいかい、魔王はその気になれば、魔物集団を人間の住む所に放つことができる。人間達はそれに恐怖してるのさ」

居候「その気になれば、だろ…。実際の魔王を見もせずに恐怖するなんて、バカでねーの」

宿屋「けど、おかげで強くて小金持ちの、勇者を目指す冒険者がわんさか来るわけだよ。ひひ、笑いが止まらねぇや」

僧侶「でも、その内魔王さんが討たれてしまうかもしれませんねぇ…」

宿屋「討たれマセーン。魔王さんたら冒険者にレベル上げさせない為に、魔王城以外では強い魔物配置してない策士デース。ぬるい魔物相手にして鼻高々になってる冒険者は、魔王城で心がポッキリ折れる仕様デース」

居候「そんで、どうやってレベルカンストしたんだよ2人は」

僧侶「先代…今の魔王さんのお父様の時代は、もっと厳しい時代でしたから」

居候「へー、そうなん。じゃ、やっぱ優しいじゃん今の魔王は」



居候(世界は魔王を恐れているようだが、俺たちは魔王を恐れていない)

居候(俺はこの世界をよく知らないし、今更「普通の人たち」に溶け込める気もしない)

居候(全世界のほんの一部に過ぎない、この休憩所。それが、俺の世界だ)




居候(魔王への恐怖心は存在せず、魔王に最も近い、そんな場所――)


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