過去ログ - ウサミ「狛枝くん、みなさんと仲良くしてくだちゃい」狛枝「えっ」 2周目-14
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◆G2e7.dr63M
[saga sage]
2014/07/08(火) 12:26:45.51 ID:b1VPYdeQO
小泉「千秋ちゃんの話っていうのは何?」
小泉「わざわざ、二人きりで……なんて手紙まで出して改まってさ。……まあ、大体想像はつくけどね」
小泉「アタシも多分似たような事話すことになると思うけど、まず千秋ちゃんからどうぞ」
七海「……」
狛枝(真昼を先に呼び出したのは千秋の方だったのか……?)
七海「えっと……ね」
七海「……狛枝くんとの事、なんだけど」
小泉「うん」
七海「……」
七海「小泉さんは、私の存在を気にしなくていいよ」
狛枝(……)
小泉「……それって、どういうこと?」
七海「あのね、私は……私も狛枝くんの恋人っていう事になってるけど、けどね」
七海「私は修学旅行の間しかそうでいられないんだ。だからね、私なんて居て居ないようなものなの」
七海「だから……小泉さんも、もちろん罪木さんだって、私の存在を疎ましく思うかもしれないけど、それはあと14日もしないうちに終わるから……」
小泉「……何それ。アイツが修学旅行の間だけでもいいから恋人になってくれとでも頼んだってこと?」
七海「そういう事じゃないよ。……私が、修学旅行の間だけしか狛枝くんと……みんなと一緒にいられないし、この場所から出て行く事は出来ないってだけ」
小泉「……えっ……!?」
七海「ごめんね。それなのに、こんな事になっちゃって……狛枝くんのこと、好きになっちゃって、ごめんなさい」
小泉「……」
小泉「事情はよくわからないなけど、千秋ちゃんはアイツとずっと一緒にいられるわけじゃないから、もう少しだけ千秋ちゃんの事については目を瞑れ、辛抱しろって……そう言いたいのかしら」
七海「……そういう事に……なっちゃうのかな……」
小泉「へえ、そっか……そうなんだ……」
小泉「……けど、それならさ」
小泉「今ここでアイツの事を諦めてくれても一緒なんじゃないの?」
小泉「最後にアイツと別れる覚悟がもうあるのならさ。そうでしょ?」
七海「……」
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