過去ログ - 高校生蟲師「この世界は汚れちまった」少女「君が言うか」
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95:代用品 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/07/02(水) 18:47:56.18 ID:6mD31PRz0

ミドリ「じゃ、じゃあお前は、感情というものを理解していて、さらにそれを人が共有できることも理解していて、さらには俺たちがそれの多くを欲しているということまで分かっているのか?」


 それはもはや蟲というより――。


少女「相変わらず、君は“人びいき”が酷い」

ミドリ「は?」

少女「確かに私は君の言うところの蟲だ。この少女を内部から犯し、大事な部分を全て“すげ変えた”蟲だ」


 大事な部分を全て。

 その言葉を聞くと、胸が苦しくなる。


ミドリ「それが蟲だろうが……」

少女「お前はどちらかというと、


 妖怪のように扱っているんではないか?」


ミドリ「ようかい……」

少女「蟲は蟲だ。それ以下でも以上でもない。だが――」


 だが。

 その言葉を持って彼女が続けた言葉は、ある意味“神の啓示”に近い衝撃だった。



少女「この少女を取り込んだ蟲は、もはや蟲ではあるまいて」



 


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