54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/06/19(木) 15:06:41.38 ID:pM9zhZSXO
かぽーん
優希「私、京太郎が好きだじぇ」
和「そう、ですか――」
優希「でも京太郎の隣にはいっつも咲ちゃんがいて、咲ちゃんの隣にはいっつも京太郎が――それにお互いがお互いを分かってるじぇ、同性みたいに」
和「仲、いいですもんね」
優希「勝てる気がしないじょ……」
和「――優希、臆病になっては駄目です」
優希「う、でも……」
和「年数が何なんです、宮永さんも付き合いは中学生かららしいじゃないですか。優希の笑顔と性格ならどんな人とだって親友に――深い仲になれるはずです!」
和「私があなたと親友になれたように」
優希「うん――そうだじぇ、勝負は出会ってまだ東場!私のフィールドだじぇ!これからガンガン攻めて咲ちゃんごと落としてやるじょ!」
和「そのいきです!」
優希「――ありがとう和ちゃん」
和「気にしないでください――私はまだ入ってますけど優希は」
優希「今から上がってソッコーアタックだじょ!」
和「頑張ってください!」
……続いてかぽーん
和(とは言ったものの、これで宮永さんと優希の間に亀裂が生じたら……いや、宮永さんはどちらかといえば須賀君を見る目が親友――よりも親い、家族?を見る目でした、それは須賀君が宮永さんを見る目も。それなら優希にも十分――)
和(っと、いけません考え過ぎましたね……そろそろ)
ガラガラ
京太郎「お、和いたのか」どたぷーん
和「……」
和「あぁああああああああああああ!!」
和「そ、そういう……」
和「うわあぁああああああああぁぁぁああああああぁぁぁあ!!」
京太郎「いやー、そこの廊下で優希とすれ違って『一緒に入らないか?』って誘ったら顔真っ赤にして逃げ――」
和「もうあなたは黙っててください!今完全に失敗したんですっ!!」
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