過去ログ - 阿良々木暦「きらりホッパー」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/20(金) 18:48:00.90 ID:aUpPVcxlO

「大丈夫だよ! 悪い人はきらりおねーちゃんがこてんぱんにやっつけてあげるからにぃ!」

「えっ?」

「えーい☆」

諸星のげんこつが僕の脳天に落ちる。
全くもって痛くはなかったが、思わず呆気に取られてしまった。

「もー、めっ、だよ暦ちゃん! 女の子には優しくしないとめっ、なんだから!」

「そーです! 女の子は綿菓子的なやわらかーくてあまーい何かで出来ているから優しくするべきなんですよ! 阿良々木さんの変態凡人!」

諸星の影に隠れて避難轟々、好き勝手に僕を罵る八九寺。
後で覚えてろ。

「阿良々木さんの魔手から助けていただいてありがとうございます、私は八九寺真宵と言います。えーと……」

「きらりは諸星きらりっていうんだにぃ☆ うっきゃー☆ 真宵ちゃん超きゃわわー! 激きゅんきゅんすゆぅー☆」

「ひいっ!?」

僕の猛攻から逃れたのも束の間、今度は諸星に捕まって頬ずりされていた。
双葉と初めて会った時もあんな感じだったし、諸星は小さくて可愛いものが好きなようだ。

「ちっちゃーい☆ かわゆーい☆ ヤバーい☆」

「のぁ――――――っ!?」



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