30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/20(金) 19:22:06.81 ID:aUpPVcxlO
と、伸びきった影から忍が現れた。
そろそろ目覚める時間なのだろうが、なんか不機嫌そうだ。
「よ、よう忍……どうしたんだ?」
「のうお前様よ……何故か頭が痛いのじゃが」
ああ、カラオケボックスで打った時のか。
「悪かったな、ちょっと一悶着あって……」
「うっきゃ――――――――――☆」
「!?」
間髪入れずに忍に飛びつく諸星。
忍もあまりに早い諸星の行動に反応し切れず硬直していた。
「この子すっっっっっごいかわゆーい! 髪さらさらー!」
忍の頭ごと抱えて思う存分頬ずりをする。僕が口を挟む余地すらない。
「何じゃこの特大のおなごは! ええい離さんか暑苦しい!」
「ね、ね! この子暦ちゃんの子供!?」
「なんで僕の子供なんだよ……その子は忍、僕の家族みたいなものだ」
「にゃっほーい☆ よろしくね忍ちゃん、きらりはきらりっていうんだよ!」
「な、なんなのじゃこやつは……側におるだけで体力を奪われて行く気がするぞ……」
まあ、諸星と忍じゃ性格も有り様もそのまんま太陽と影のようなものだしな。
忍としては常時太陽の側にいる気分だろう。
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