1: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:36:11.54 ID:JtV4gkC6o
キョン「暇だな……」
古泉「何かゲームでもおやりになりますか? お相手いたしますよ」
キョン「……なあ、鶏と卵はどっちが先だと思う?」
古泉「最近結論が出たような気がしましたが……。鶏が先でしたっけ?」
キョン「ハルヒとお前らのことだ」
古泉「……どういうことでしょうか?」
キョン「本当にハルヒはお前らの言うような力があるのか?」
古泉「これは面白いことを言いますね。摩訶不思議な体験をあなたも幾度となくしているでしょう」
キョン「いや、ふと思っただけなんだがな……」
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2: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:37:32.62 ID:JtV4gkC6o
キョン「ハルヒの能力自体はまあいい。疑ってもしょうがないほど色んなものを見てきた」
「で、お前らはハルヒに突然妙な力が備わったから、そのおかしな身分でここにいるんだよな?」
古泉「ええ」
3: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:40:35.89 ID:JtV4gkC6o
キョン「暇つぶしにはもってこいの議論じゃないか」
古泉「……僭越ながら、発言の目的は何です?」
キョン「単なる暇つぶしだ。真実を突き止めたいというような使命感は皆無だ」
4: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:41:24.05 ID:JtV4gkC6o
キョン「お前は鶏が先派か」
古泉「長門さんや朝比奈さんは違う意見かもしれませんね。我々とは立場も考え方も違いますから」
キョン「長門にも訊いてみるか……」
5: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:42:13.43 ID:JtV4gkC6o
古泉「先に申し上げましたように、我々は涼宮さんの能力に付随する力を持っているだけです」
「我々の目的は基本的には現状維持と言ってよいものですし」
「仮に涼宮さんの能力が消えたとしても、他の観察者ほど大きな衝撃にはなりません」
6: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:42:51.58 ID:JtV4gkC6o
古泉「可能性としての話ですよ。間違いなく言えることは、あなたひとりの方がガードが緩くなります」
キョン「そういうものか」
古泉「我々は総じてSOS団の団員ですが、大本はそれぞれ違う団体に所属しているんですよ」
7: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:43:58.97 ID:JtV4gkC6o
キョン「……お前の意見が本当だという保障もないよな?」
古泉「もちろんです。しかし、僕が嘘をついているように見えますか?」
キョン「そういうわけではないが……」
8: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:44:41.62 ID:JtV4gkC6o
キョン(確かに古泉の能力は俺が知っている限りでは、ハルヒなしには成り立たないようなものだ)
(俺が知っている通りの力しか保持していないという保障はどこにもないが……)
(今までは漫然と流されてきたが、疑いだすときりがない状況にいるんだな)
9: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:46:36.02 ID:JtV4gkC6o
キョン「長門、お前はハルヒの観察のためにいるんだよな」
長門「そう」
キョン「お前らがハルヒの観察をするからハルヒが妙な力を持ったってことはないのか?」
10: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:47:03.55 ID:JtV4gkC6o
長門「……」
キョン「……俺はお前たちの目的がよくわからないし、正直あまり興味もない」
「ただ、ハルヒの存在を当たり前だと思っているところを疑ってみたことがなかったんでな」
11: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:47:47.52 ID:JtV4gkC6o
キョン「……まさかお前が答えに窮したというわけじゃないよな?」
長門「言語で表現することは難しい。また、その内容について、正しいと証明することが出来ない」
キョン「なあ、お前も嘘を言うことがあるのか? 俺にはそうは思えないんだがな……」
12: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:48:12.68 ID:JtV4gkC6o
キョン(特段得たものはなかった……。いつも以上に口を閉ざしていた印象だ)
(まあ、長門の超人的パワーはいつだって信じるに値するし、何度となく助けられてきた)
(長門は答えなかったが、あいつも嘘を言うことがあるんだろうか……)
13: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:48:50.17 ID:JtV4gkC6o
キョン「朝比奈さん、ちょっといいですか?」
みくる「なんでしょう?」
キョン「話せる範囲内でいいんで、ハルヒについて訊きたいことがあるんですが……」
14: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:49:19.80 ID:JtV4gkC6o
みくる「詳しいことは禁則に関わるから言えないんですけど……。それはありえません」
キョン「どうしてですか?」
みくる「三年前の情報爆発の中心にいたのは間違いなく涼宮さんでした。それは間違いありません」
15: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:49:52.76 ID:JtV4gkC6o
キョン「何だか問い詰めるような物言いになってしまって申し訳ありません」
(元より朝比奈さんとの会話には期待をしていなかったからな……)
みくる「いえ、こちらこそ何も答えられなくてごめんなさい……」
16: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:50:23.61 ID:JtV4gkC6o
キョン(さて、とりあえず一通り話は済んだが……。結局何もわかっていないに等しいなこれは)
(ほぼ全員がハルヒの能力は元からあったと考えている。当たり前と言えば当たり前だ)
(長門は可能性はあるとしたが、その可能性はどうも低いような雰囲気だった)
17: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:52:37.62 ID:JtV4gkC6o
キョン「おいハルヒ、ちょっといいか」
ハルヒ「何よ」
キョン「他人に注目されるってのはどんな気分だ?」
18: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:53:42.01 ID:JtV4gkC6o
キョン「……じゃ、仮にだが、宇宙人や未来人や超能力者がお前の一挙手一投足を見ているとしたらどうだ?」
ハルヒ「そんなことありえないこと考えたこともないわ」
キョン(まあそうなるか)
19: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:54:09.65 ID:JtV4gkC6o
キョン(ハルヒが環境に左右されることは考えにくいのか……?)
(あいつはどちらかと言えば環境側で、誰かを左右する方だしな)
(人を巻き込むのは得意だが、巻き込まれているところは見たことがない気がするが)
20: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:54:58.85 ID:JtV4gkC6o
古泉「哲学的な暇つぶしの答えは出ましたか?」
キョン「いや、特に収穫もないままだ」
古泉「長門さんは何と言っていましたか?」
21: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:56:43.17 ID:JtV4gkC6o
古泉「あなたが長門さんや朝比奈さんに訊きまわっている間、僕も考えてみたのですよ」
キョン「……何だ?」
古泉「我々の監視と涼宮さんの力の発生時期についての考察については先にお話しした通りですが……」
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