13: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:48:50.17 ID:JtV4gkC6o
キョン「朝比奈さん、ちょっといいですか?」
みくる「なんでしょう?」
キョン「話せる範囲内でいいんで、ハルヒについて訊きたいことがあるんですが……」
14: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:49:19.80 ID:JtV4gkC6o
みくる「詳しいことは禁則に関わるから言えないんですけど……。それはありえません」
キョン「どうしてですか?」
みくる「三年前の情報爆発の中心にいたのは間違いなく涼宮さんでした。それは間違いありません」
15: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:49:52.76 ID:JtV4gkC6o
キョン「何だか問い詰めるような物言いになってしまって申し訳ありません」
(元より朝比奈さんとの会話には期待をしていなかったからな……)
みくる「いえ、こちらこそ何も答えられなくてごめんなさい……」
16: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:50:23.61 ID:JtV4gkC6o
キョン(さて、とりあえず一通り話は済んだが……。結局何もわかっていないに等しいなこれは)
(ほぼ全員がハルヒの能力は元からあったと考えている。当たり前と言えば当たり前だ)
(長門は可能性はあるとしたが、その可能性はどうも低いような雰囲気だった)
17: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:52:37.62 ID:JtV4gkC6o
キョン「おいハルヒ、ちょっといいか」
ハルヒ「何よ」
キョン「他人に注目されるってのはどんな気分だ?」
18: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:53:42.01 ID:JtV4gkC6o
キョン「……じゃ、仮にだが、宇宙人や未来人や超能力者がお前の一挙手一投足を見ているとしたらどうだ?」
ハルヒ「そんなことありえないこと考えたこともないわ」
キョン(まあそうなるか)
19: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:54:09.65 ID:JtV4gkC6o
キョン(ハルヒが環境に左右されることは考えにくいのか……?)
(あいつはどちらかと言えば環境側で、誰かを左右する方だしな)
(人を巻き込むのは得意だが、巻き込まれているところは見たことがない気がするが)
20: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:54:58.85 ID:JtV4gkC6o
古泉「哲学的な暇つぶしの答えは出ましたか?」
キョン「いや、特に収穫もないままだ」
古泉「長門さんは何と言っていましたか?」
21: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:56:43.17 ID:JtV4gkC6o
古泉「あなたが長門さんや朝比奈さんに訊きまわっている間、僕も考えてみたのですよ」
キョン「……何だ?」
古泉「我々の監視と涼宮さんの力の発生時期についての考察については先にお話しした通りですが……」
22: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/20(金) 23:58:05.82 ID:JtV4gkC6o
キョン「俺が何をしたっていうんだ?」
古泉「他でもない、あなたがSOS団を作るように仕向けた張本人なんですよ」
「そして涼宮さんは宇宙人と未来人と超能力者を第三者から当事者へと引き込んだんです」
23: ◆DefgSpEO2U[saga]
2014/06/21(土) 00:08:13.55 ID:Wo7P/Dp+o
古泉「深く考えなかったと言い換えてもいいかもしれません」
キョン「随分な言い方で俺を表現してくれるじゃないか」
古泉「おそらく今まで涼宮さんに触れた人々はその特異性を感じ、無意識的にも拒否に近い感情を持ったはずです」
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