過去ログ - 上条「だから俺は……強くなるって決めたんだ」2
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2:977[saga]
2014/06/21(土) 00:32:26.01 ID:zDsiI+/pO



垣根「……」



垣根帝督は壁に背中を預け、ボーっと目の前の壁を眺めていた。
近くの長イスには浜面が横たわっている。

物音一つなかった院内だったが、もぞもぞと衣服が擦れる音がした。
すぐに男の呻き声が聞こえてきた。
垣根は声の持ち主が誰だか既に判っている。



垣根「起きたか」

浜面「いつッ……ここは?」

垣根「病院だ。リーダーを治療してもらうためにな」

浜面「あの男は、どうなったんだ?」

垣根「今も学園都市のどっかにいる。俺らが動くのを待ってるんだとよ」

浜面「そういうことか……一方通行は?」

垣根「ん」



くいっと顎で示した。
浜面はその方へ顔を向ける。
十メートル以上先の長イスに―――白いのが二つ並んでいた。


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