1:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 00:54:21.32 ID:Xq+ccG9c0
貴音「響、なぽりたんです!なぽりたんなのです!」
響「……貴音、いつにも増して意味が分からないぞ。何で開口一番ナポリタンなんだ?」
貴音「ああ、済みません。わたくしとしたことが取り乱してしまいました。――『な ぽ り た ん』なのですよ響!」
響「いや違うから!言い方の問題じゃないから!何でナポリタンなのかを聞いてるんだぞ」
貴音「そういう事でしたか。いえ、実は昨日プロデューサーにふぁみれすへ連れて行って頂いたのですが、
其処で――出たのです」
響「ナポリタンが?」
貴音「ええそうなのです。あれは大変美味でした。ですから響に作ってもらいたいのです。――――なぽりたんを!」
響「……いや別に作るのはいいけど」
貴音「真ですか!」
響「うん、今から作ればちょうどいい時間になると思うし」
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2:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 00:56:14.57 ID:Xq+ccG9c0
貴音「ありがとうございます響。ふふ、しかし本当になぽりの人は各も美味なる物をよく思いついたものだと感心します。
ぱすた麺と『けちゃっぷ』のはぁもにぃ、そして嬉しい『そぉせぇじ』の旨味と微かに主張する『ぴぃまん』の苦味。
真素晴らしい味です。なぽりの人はなんと発想力豊かなのか……賞賛に値しますね」
響「貴音。ナポリタンはナポリ生まれじゃなくって日本生まれだぞ」
3:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 00:57:48.46 ID:Xq+ccG9c0
響「痛って……何で叩くんだ!」
貴音「響が嘘を申すからです!なぽりたんはなぽりのものと尊敬するプロデューサーがそう申していたのです!
いくら響と言えどもあの方を嘘つき呼ばわりすることは許しませんよ!」
4:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 00:59:31.64 ID:Xq+ccG9c0
貴音「ゔぇるみちぇっり……ですか?」
響「うん。今では1.2mm未満の麺の事をヴェルミチェッリとかバーミセリーって言うけど、
昔はスパゲッティくらいの太さの麺の事をヴェルミチェッリって言ってたんだ。
スパゲッティって名前が出来る前のことだぞ。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/21(土) 00:59:34.77 ID:ntmaBOK6o
また腹が減りそうな物を
6:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:01:38.39 ID:Xq+ccG9c0
響「は!?」
貴音「響はわたくしを塩分過多で殺そうというのですか!な、なんと恐ろしい!」
響「ち、違うぞ!これくらい入れるのが普通なんさ!」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/21(土) 01:03:05.91 ID:R04+VbGF0
うーん…この貴音には是非とも天津飯とハヤシライス、オムライス、ラーメン、冷やし中華のルーツについて勉強して欲しいものだな。
8:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:04:01.64 ID:Xq+ccG9c0
〜15分経過〜
響「茹でたらお湯を切って、ボールに移し、オリーブオイルをかける」
貴音「…………」
9:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:05:22.97 ID:Xq+ccG9c0
〜6時間後〜
貴音「響を信じて遂に……6時間が経ちましたね」
響「……そうだね」
10:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:06:52.25 ID:Xq+ccG9c0
〜3分後〜
貴音「細切り……出来ましたか響?」
響「ほんとに手伝わないんだね貴音」
11:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:08:13.03 ID:Xq+ccG9c0
響「痛って!?……えっ、えっなんで!?」
貴音「今、響は間違いを犯しました」
響「……は?」
12:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:10:35.29 ID:Xq+ccG9c0
貴音「あー!あー!入れましたね今!入れましたね!何と――何と言う事を!
この愚か者が!崇高なる麺にそのような大量の砂糖など――ああ、何と、何と嘆かわしい!あなたはそれでも――」
響「そして続いてカレー粉を」
13:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:11:51.05 ID:Xq+ccG9c0
貴音「違います!なぽりたんにかれぇ粉を入れると『ぱきすたん』になるのです!」
響「何言ってるか本格的に分からないぞ」
貴音「いいですか響?なぽりたんにかれぇ粉を入れると『いんど』に近づきますね」
14:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:13:11.99 ID:Xq+ccG9c0
貴音「はい。なぽりたんは『いんど』に近づきます。其処でまずは『とるくめにすたん』や『うずべきすたん』になります」
響「…………うん」
貴音「更にかれぇ粉を加えると『あふがにすたん』に」
15:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:14:03.39 ID:Xq+ccG9c0
〜3分後〜
響「……完成だぞ」
貴音「ぱきすたんが……ですね」
16:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:14:58.42 ID:Xq+ccG9c0
貴音「…………」
響「…………」
貴音「ぱ――」
17:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:17:28.05 ID:Xq+ccG9c0
貴音「…………行っ、行きます!」
響「うん……」
貴音「ズルルッ…………!?」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/21(土) 01:18:23.42 ID:a75o/XAo0
啜って食べるなよwwww
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/21(土) 01:21:21.54 ID:5JF7z3Mco
糞たわけって貴音www
20:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい[saga]
2014/06/21(土) 01:22:35.44 ID:Xq+ccG9c0
貴音「はぁ、はぁ…………響、これは……『ぱきすたん』ではありません」
響「ああ……」
貴音「これは中東諸国ではない、まさしく地中海!これは――」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/21(土) 01:28:17.73 ID:ntmaBOK6o
ここのPは響と貴音に土下座して謝るべきだな
それにしてもパキスタンワロタ
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