9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/22(日) 20:21:09.95 ID:CHwJqmdOO
頭痛がする。原因はなんだろうか思い浮かばない、いつものようにコーヒを飲み痛みを静ませる。
暇だ暇だと言いつつも私の書く物語は一向に進まない。常にネタ切れになり、すでにそのキャラは死んでいた。
書けないことで暇ができ、意味もなくコーヒを飲み椅子を回して考えるふりをする。だが私の頭はその作品がすでに完成しておりそれが絶賛される妄想しか出来なくなっていた。
私は暇つぶしの一つに二次創作に挑戦をしている。すでに出来ているものを書くというのはとても楽であり考えなくとも勝手に動くものだ。しかし突然私の指は止まり一言も書けなくなったのだ。キャラが分からない、ただそれだけで私はこれ以上話を書けなくなった。
私はその作品が好きであり私はそのキャラも知らないわけではなかった。だが特別好んでいた訳でもない、ネタが思い浮かび何となく書き始めたのに過ぎなかったのだが、ネタとオチが思い浮かんでいるのに書けないとはもう味わいたくないものだ。
キャラと言うものは簡単のように見え難しく繊細である。一つ間違えればそれは全くの別人となり崩壊してしまう。私は何度も原作との相違点を確認し納得できなければ消していきまた書き直す。それが思い入れもないキャラなら尚更だ。私にはなくても他は違う私が納得できても他が納得できない二次創作とはそう言うものなのだろう。
そして考えているうちに日が落ち瓶のコーヒの量だけが減っていった。
話が書けない、それは暇つぶしという領域を超え私の一部となっているのかもしれない。
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