過去ログ - 【まどか☆マギカＳＳ】　神の国と女神の祈り　─２─ -SS速報VIP

過去ログ - 【まどか☆マギカＳＳ】　神の国と女神の祈り　─２─

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156:第２５話[saga sage]
2014/07/05(土) 22:50:50.81 ID:+QKUOdV50

それから、しょうがないなあもう、と心で呟きながら、笑った。

157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/07/05(土) 22:51:31.29 ID:+QKUOdV50
今日はここまで。

次回、第２６話「オルレアン」

158:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:44:19.17 ID:VPxyv7Tj0
第２６話「オルレアン」

２０４

159:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:46:02.75 ID:VPxyv7Tj0

裁判での彼女の大活躍っぷりは、すでに町で噂になっていた。

男９人を相手に叩きのめし、情け容赦なしの血みどろの裁判を繰り広げた、とか、あれは裁判じゃない。

160:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:47:00.35 ID:VPxyv7Tj0

男は悲しそうに目を落とした。

「そうなんだ……実はぼくもそうなんだ」

161:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:48:37.55 ID:VPxyv7Tj0

「じ……じ…じぶんに自信が最近もてなくてさ……」

ルッチーアは、話し始めた。

162:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:49:52.93 ID:VPxyv7Tj0

「都市には理不尽なことが多くある」

男も言った。

163:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:51:05.56 ID:VPxyv7Tj0

「や…やめてよ」

自分の声が自分の声じゃないほど上ずっている。

164:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:52:15.77 ID:VPxyv7Tj0

「きみとお付き合いをしたい」

そっとビールのジョッキを丁寧においた男は、告げた。

165:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:53:12.75 ID:VPxyv7Tj0

「今日は落ち込んじゃうこともあったけど、きみと出会えたことは最高の幸せだ」

男はそう言ってくれる。

166:第26話[saga sage]
2014/07/12(土) 21:54:26.68 ID:VPxyv7Tj0

「…へっ？」

ルッチーアは上目遣いしていた目を点にして、きょとんとなった。

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