過去ログ - cast a (curse)/spell
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21: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:03:17.81 ID:KzN1VN/+o

俺が彼女にかけていたのは、
願いを叶える魔法ではなく、彼女を”アイドル”に縛り付ける呪縛だったのではないのか。


以下略



22: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:04:12.58 ID:KzN1VN/+o

いつの間にか、彼女を心の支えにしていた。


まっすぐ伸びるようにと支え導いていたこの手が、
以下略



23: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:04:43.20 ID:KzN1VN/+o

……良い機会だった。
彼女が俺から逃れようとしているように、俺も彼女を切り離さなければ。


以下略



24: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:05:13.66 ID:KzN1VN/+o

仕事の量も増やした。
新しい仕事は気持ちを切り替えてくれた。


以下略



25: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:07:31.21 ID:KzN1VN/+o

少しずつ時間と密度を減らしていくなかで、
裏腹に凛への想いは、執着は一向に収まらないままでしばらくが過ぎていった。


以下略



26: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:08:09.87 ID:KzN1VN/+o

それでもずっと、変わらない事があった。


一番になりたい、高く飛びたいと望む凛の願い。
以下略



27: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:08:45.32 ID:KzN1VN/+o

二年と幾許かの時が経ち、夢は一つ、叶うことになる。


三度目のトライだった。
以下略



28: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:09:16.86 ID:KzN1VN/+o

凛が新人アイドルの頂点にたち、
そしてまた新たな一歩を踏み出すと同時に、


以下略



29: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:10:41.16 ID:KzN1VN/+o

3.プロデューサー

可笑しな話ながら、

以下略



30: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:11:23.44 ID:KzN1VN/+o

過去にだって、何人ものプロデューサーが自身の育てたアイドルと結婚し、その後も活動を続けている。

もちろん彼らはすくなからぬ非難を浴びただろうし、
幾つもの黒いウワサを流されているだろう。
以下略



31: ◆pdkDwyOMVs[sage saga]
2014/06/21(土) 23:12:02.89 ID:KzN1VN/+o

実のところ、社長もそういったプロデューサーの一人だったと知った。


彼はずっと、待った。
以下略



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