4: ◆X51OaJwJEEOu[saga]
2014/06/21(土) 22:53:47.82 ID:dbM7AdOoo
>音ノ木坂学院・中庭
午前中の授業の間、私は回転の良くない頭で色々考えていた。
いくら私達の代は無事卒業できると言っても、廃校がいいものであるはずがない。
私はこの学校が大好きだし、お母さんも卒業した伝統ある学校。
それに今の一年生は後輩を持つこと無く高校生活を送ることになる。そんなのは可哀想すぎる。
「というわけで!なんとかしよう!」
高らかに宣言した。
「なんとかって、一介の生徒である私達になにができるというのです」
「そ、それは……学校のいいところをアピールしてみるとか!」
「でも、アピールできるような大会成績とか多分無いから、廃校にしちゃうんだと思うよ?」
「うっ、じゃあどうすれば」
「そもそも私達が何とかするという考えが間違っています。私は昼練があるのでお先に」
海未ちゃんは弓道の練習に行ってしまった。
「ことりちゃんもやっぱり無駄って思う?」
「私はそうは思わないよ。でも何をやればいいのかも……」
「だよねー」
その後も色々学校の資料を探してみたりしたけど、無駄足だったよ。とほほ……
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