17: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:41:07.56 ID:vecUrqYSo
ぱたぱた、と備え付けの冷蔵庫から水を持ってきてくれる。
冷えた水がちょっと火照った体に心地いい。
「ありがと」
18: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:41:46.71 ID:vecUrqYSo
ゆっくりと時間が流れるようで。
陽だまりみたいな人だな、なんて。
「ふぁ……」
19: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:42:21.95 ID:vecUrqYSo
思えば、疲れも溜まっていたのかも。
日々の勉強に作曲、μ’sの練習。
どれも必要なことで、決して苦痛ではなかったんだけどね。
20: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:43:22.31 ID:vecUrqYSo
「いいよ、寝ちゃって?ことりはしばらくここにいるから」
「そんな、悪いわよ」
「真姫ちゃん、結構疲れてるでしょ?」
21: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:43:48.72 ID:vecUrqYSo
「ほらほら、ことりお母さんが子守唄歌ってあげるから♪」
「なにそれ、意味分かんない」
思わず笑い合ってしまう。
22: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:44:19.57 ID:vecUrqYSo
「でもまあ、確かにことりはいいお母さんになりそうよね」
「えぇっ?そうかなあ?」
とっても優しくて、包容力があって。
23: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:44:52.33 ID:vecUrqYSo
「ところで、その衣装は次のライブの?」
「うん、これは真姫ちゃんのだよー」
まだ未完成の衣装を見せてくれる。
24: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:45:25.01 ID:vecUrqYSo
思わず、呟いてしまう。
「そんな、全然すごくなんて……これくらいしかできないから」
「ことりはいつもそう言うけどね」
25: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:45:52.47 ID:vecUrqYSo
「ことりは私にはないもの、たくさん持ってるじゃない」
「誰にでも優しくできるし、一緒にいると安心するし」
「衣装作りなんて、センスの賜物よ?私には無理」
26: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:46:20.27 ID:vecUrqYSo
「そんなに褒められるとくすぐったいよー」
ことりは珍しく顔を赤くしてそんなことを言う。
意外に褒め殺しに弱いタイプ?
27: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:46:51.73 ID:vecUrqYSo
「あとは、スタイルもいいし、顔もとっても可愛い」
「いつもオシャレだし、誰よりも女の子っぽいし」
エトセトラ、エトセトラ。
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