3: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:32:38.28 ID:vecUrqYSo
「はっ……はっ……」
「真姫!遅れてますよ!」
「くっ……はいっ!」
4: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:33:07.59 ID:vecUrqYSo
ムキになればなるほど、体の動きは遅くなるような感覚。
周りの動きもどんどんスローになってきて……。
あ、これ……やばい。
5: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:33:39.03 ID:vecUrqYSo
「真姫!?」
慌てたエリーの声が聞こえる。
他のみんなの心配する声も聞こえるけど、反応できない。
6: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:34:23.80 ID:vecUrqYSo
―――
「……〜♪」
鼻歌が、聞こえる。
7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:35:09.20 ID:vecUrqYSo
―――
「……〜♪」
鼻歌が、聞こえる。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/21(土) 23:36:09.75 ID:aXUYasRko
期待
9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:36:17.89 ID:vecUrqYSo
ふっと目を開けると。
額に、氷嚢が乗ってる。
まだちょっぴり熱を持った頭にその冷たさが心地いい。
10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:36:58.94 ID:vecUrqYSo
そうだ。ここはどこ?
「ママ?ふふ……真姫ちゃん、目が覚めた?」
どうやら私はベッドに寝かされているみたい。
11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:37:38.19 ID:vecUrqYSo
「あ、ことり……ここは?」
「保健室だよ。真姫ちゃん練習中に倒れちゃって……覚えてる?」
「ん……なんとなく」
12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:38:07.65 ID:vecUrqYSo
「うん、大丈夫みたい……ちょっとぼーっとするけど」
「保健室の先生が言うには、軽い熱中症だって。今日蒸し暑かったもんねえ」
医者の不養生……というかなんというか。
61Res/16.51 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。