6: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:34:23.80 ID:vecUrqYSo
―――
「……〜♪」
鼻歌が、聞こえる。
7: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:35:09.20 ID:vecUrqYSo
―――
「……〜♪」
鼻歌が、聞こえる。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/21(土) 23:36:09.75 ID:aXUYasRko
期待
9: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:36:17.89 ID:vecUrqYSo
ふっと目を開けると。
額に、氷嚢が乗ってる。
まだちょっぴり熱を持った頭にその冷たさが心地いい。
10: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:36:58.94 ID:vecUrqYSo
そうだ。ここはどこ?
「ママ?ふふ……真姫ちゃん、目が覚めた?」
どうやら私はベッドに寝かされているみたい。
11: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:37:38.19 ID:vecUrqYSo
「あ、ことり……ここは?」
「保健室だよ。真姫ちゃん練習中に倒れちゃって……覚えてる?」
「ん……なんとなく」
12: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:38:07.65 ID:vecUrqYSo
「うん、大丈夫みたい……ちょっとぼーっとするけど」
「保健室の先生が言うには、軽い熱中症だって。今日蒸し暑かったもんねえ」
医者の不養生……というかなんというか。
13: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:38:35.00 ID:vecUrqYSo
「ん?何が?」
気にも留めない様子でことりは聞き返してくる。
「わざわざお世話させちゃって……」
14: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:39:01.83 ID:vecUrqYSo
ことりはいつも本当に優しい。
ふわふわした雰囲気だけど、どこか包み込んでくれるような。
そんな性格だと思う。
15: ◆PNFDLOCdao[saga]
2014/06/21(土) 23:39:45.45 ID:vecUrqYSo
心配かけちゃったなあ。
「特に海未ちゃん、すっごく落ち込んでたからあとで声かけてあげてね」
「海未が?どうして?」
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