過去ログ - モバマス方丈記
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:20:18.15 ID:AJAA6u8+0

言うまでもありませんが、建物でさえこの調子なので、
家財道具などは木の葉のように吹き上げられています。
まったく視界がききません。
それに轟音が鳴り響いているので、人の声も聞こえません。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:20:44.28 ID:AJAA6u8+0

 『辻風は常に吹くものなれど』


竜巻自体は珍しくありませんが、これほどの被害が出たことはあったでしょうか?
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:21:19.06 ID:AJAA6u8+0

 『また、治承四年水無月のころ』


まだまだありますよ。6月です。
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:21:58.70 ID:AJAA6u8+0

 『されど、とかく言ふかひなくて』


とは言うものの、お上が決めたことですから仕方ありません。
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:23:05.97 ID:AJAA6u8+0

 『その時、おのづからことの便りありて』


しばらくして、私も福原に行ってみることにしました。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:24:09.41 ID:AJAA6u8+0

 『伝え聞く、いにしへの賢き御世には』


これは人から聞いた話なのですが、名君が国を治めるとき、
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:24:44.67 ID:AJAA6u8+0

 『また、養和のころとか』


これは随分昔のことなので、あまり良く覚えていませんが、
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:25:16.36 ID:AJAA6u8+0

 『これによりて、国々の民』


この飢饉が原因となり、耕地を放棄し、流民となる人々が後を絶ちませんでした。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:26:11.42 ID:AJAA6u8+0

そもそも京は消費型都市であるため、物資の供給を地方に頼っています。
その地方の生産力が落ちているとなれば、いくら公家でさえも、
食べ物が無くなるのは必然です。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:26:54.65 ID:AJAA6u8+0

 『前の年、かくのごとく』


それでもなんとか、その年はしのぎました。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/22(日) 22:27:51.18 ID:AJAA6u8+0

どんな災害がおきても、貧乏生活には強い人たち―農民の方たち―も、
力尽きて倒れる人が大勢出たのです。

薪が無いので、自分の家を取り壊して薪にする人もいました。
以下略



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