過去ログ - 穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…W
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877:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/30(月) 23:10:56.47 ID:yfYi32LZ0

穂乃果「っ!?」


相手は聴いた事も無い声でした

穂乃果は携帯を落としてしまいました…


穂乃果「あっ!」バッ


穂乃果は急いで落とした携帯を拾い上げ耳に当てます、しかし




ツー ツー ツー



通話は既に切られ、先ほどの相手から再び電話が掛かる事はありませんでした


穂乃果(…な、なに今の?)


穂乃果「…あ、あははっ、ま、間違い電話だよね?
                うん!きっと、そうだよ…」ガタガタ



携帯に触れていた指先が震える、指先の振動は肩に伝わり
そこから樹木の枝のように大きく広がっていく…


肩から首へと上がり始めた震えは穂乃果の歯をガチガチ鳴らし始め
脳はその震えの正体を得体の知れない恐怖と認識する

心臓へ届いた震えは規則的な血液の流れを不規則な動きへ変えさせ
膝は未知の恐怖を吹き飛ばそうと必死に笑う
脚の踵からつま先は直ぐにでも何処かへ逃げたいと小刻みに震えた


嫌な汗が出てきた…

脈拍、心拍数、呼吸、全てが通常通りではない

ここ数日の奇怪な出来事は彼女の心に深い傷を残していた…



そして今回の件


どす黒い何かが穂乃果の中に種を植え付けて
          それが芽吹くのも時間の問題かもしれない


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