13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/23(月) 06:31:52.30 ID:9ygRhxYk0
「起きてくれ律子、着いたぞ」
「・・・ふぇ?あ、あれ?」
その言葉で目が覚めた
寝てしまっていたようだ
「寝顔、可愛かったぞ」
「・・・そういうのは言うべき人間に言うものです」
勘違いしてしまうから
「では、送っていただきありがとうございました」
「ああと、ちょっと待ってくれ」
「・・・?」
「これ、渡さないと」
そう言った彼は私の手に小さな箱を握らせた
「・・・これは?」
「そういえば誕生日プレゼント渡していなかったなと思って」
「誕生日おめでとう、律子」
私が呆気に取られていると、彼ははにかみながら
「さて、おやすみ。また明日な」
と言って私を車の外へ押し出して、車を走らせた
・・・頭の回転が追いつかない
とりあえず雨を避けるために家に入ろう
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