過去ログ - 提督「いつつ、昨日は飲みすぎた……って、あれ? どこだここ……」
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◆A.TP2bRHK6
[saga sage]
2014/06/23(月) 12:36:58.21 ID:jnpkkw2KO
<駆逐艦艦寮・陽炎、不知火、黒潮部屋>
ガチャッ
黒潮『ほら、着いたで司令』
不知火『酔いが覚めるまではここでお休みにください』
提督『くかー……くかー……』
陽炎『って、寝てるわね。まったく人騒がせなんだから……それより二人共、司令をここまで運んで疲れてるでしょ? 司令のことは私が見ておくから、先にお風呂いってきていいわよ』
黒潮『おー、助かるわ。司令がまともに歩けんかったせいで、ほぼ不知火と二人で引きずってきたようなもんやから、めっちゃ汗だくやで。それに、お酒の臭いがこっちまで移っとるし、ありがたくお先に風呂いただくわ』
不知火『……そうね、ありがとう。それじゃ、不知火たちはお風呂に行くから、司令のことは頼んだわよ、陽炎』
陽炎『はーい、いってらしゃい』
……
…………
黒潮「――てな感じで、飲み倒れてた司令をウチらがここまで運んだっちゅうわけや」
提督「うあぁ、本当にすまん! まさか、道端に倒れていたとは……まだ全然思い出せないが、本当にすまなかった」
不知火「いえ、あの程度のことは気にしてません。それよりも、もっとご自分の身体をご自愛ください」
提督「は、はい、善処します……えっと、それで俺はそのまま朝まで寝てたと思っていいのかな……?」
陽炎「っ!?」キッ
提督「」ビクッ
黒潮「あー……やっぱり、あのあとのことも覚えとらんの?」
提督「あ、ああ……それって、不知火の後ろで陽炎が俺を睨んでることと関係あるってことだよな……?」
陽炎「……」ジー
黒潮「んー、まあ、そういうことになるな。司令もだいたい察しはついとるやろ?」
提督「そりゃ、まあ……起きたら裸で布団からは何かの臭いがして、シーツには赤黒いシミ……やっぱり、そういうことなのか?」
不知火「おそらく司令のご想像通りかと……本当に覚えていらっしゃらないのですか?」
提督「ま、まったく覚えてない」
陽炎「……よ」
提督「か、陽炎?」
陽炎「何で覚えてないのよ!? 昨日あれだけ私にあんなことしておいて……うぅ」カァァ
提督「ってことはやっぱり、その……」
陽炎「そうよ! 昨日司令は酔っぱらったまま私に襲いかかったのよ! やめてっていったのに、無理やり私のはじめてを奪っておいて忘れたとは言わせないわよ!?」
提督「」ポカーン
陽炎「……本当に覚えてないのね……人をレ○プしておいてそれを忘れるなんて最低よ、もう……はぁ、はじめては司令の部屋で優しくしてもらいたかったのになぁ(ボソッ」
提督「へっ?」
陽炎「な、なんでもないっ! それよりも、覚えてないなら思い出すまで何度でも言うわよ? 昨日、不知火と黒潮がお風呂に行ったあと――」
……
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