過去ログ - 右代宮戦人「怪異なんてこの世に存在しねえ!」ヒュン!! 忍野忍「ぐふっ!!」グサッ!!
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195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/07(月) 15:47:51.23 ID:YsiLyJy30
ベルンカステル「っ……。えげつない一手を打つ女ね」

霧江「あら? どこがかしら」

霧江「私の一手の『どこが』えげつないのか説明をもらえる?」


ベルンカステル「そういうのをわかってて言ってる時点で『えげつない』のよ。例えば戦人なら、絶対に指さない一手よ、それは」


霧江「あの子は甘いのよ。優しいと言い換えても間違いじゃないわ。良い意味でも悪い意味でもね」

霧江「人間側でありながら、怪異側にも心を傾けてしまっている。無意識的にね。得体の知れないお嬢ちゃんと、何も気にせずドーナツを一緒に買いに行ってるのがその証拠よ。私なら、絶対にしないわ」

霧江「そして、その結果、非情になりきれず自分が苦しむ事になっているのだけれど、それすらも受容してしまっているのだから、その懐の大きさはむしろ立派ね。成長して器が広がれば、右代宮家の誰よりも良い当主になれるかもしれないわ」

霧江「そういうの、嫌いではないし、むしろ好感を持てるんだけど……」


霧江「地獄をくぐった事のある女に、そんな純粋で優しい気持ちを期待しないでもらいたいわね、小娘」

霧江「その気になれば背後から笑って撃てるわよ。あなたの頭に散弾銃をね」フフッ


ベルンカステル「ふっ……」

ベルンカステル「ふふふふふふふふふふふふふふっ。無限の地獄に堕ちた事もないニンゲンがずいぶんと粋がるのね、不愉快さで頭が割れそうよ」

ベルンカステル「奇跡の魔女に対するその暴言、必ず後悔させてあげるわ」ギロッ


霧江「そんな答えを私は訊いていないわよ。御託はいいからさっさと聞かせてほしいわね」

霧江「さあ、答えなさい! 私の青き真実をあなたは『拒否』出来ないんでしょう!」

霧江「ゲームがまだ始まっていない今、この青き真実をあなたが受けなかったら、自動的にこのゲーム2そのものが負けになるわよ!」


ベルンカステル「っ……!」


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