15: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2014/06/24(火) 02:27:09.18 ID:I3aK4n380
亜美「あー、まああの頃はお互い必死だったもんね」
律子「そうね。私は思った以上に経営が上手く回らなかったし」
亜美「私は一からのスタートになっちゃったし」
16: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2014/06/24(火) 02:27:38.09 ID:I3aK4n380
ああ、私ってこんなに弱かっただろうか。亜美の返す言葉など分かっているはずなのに、こんな試すような事を聞いてしまう。
亜美「……ていっ」
ビシッと今度は頭にチョップを入れられた。
17: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2014/06/24(火) 02:29:07.77 ID:I3aK4n380
亜美「もー、律っちゃんは相変わらず寂しがり屋さんなんだから」
手刀を形作っていた亜美の右手は、そのまま再び私の頭を優しく撫でる。お酒が回ったのか、撫でられるのが気持ちいいのか、頭の中がどうにもフワフワする。
18: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2014/06/24(火) 02:29:33.78 ID:I3aK4n380
亜美「大丈夫。亜美はずっと一緒だから」
律子「……うん」
時計の鐘が日付が変わったことを告げる。一つ、二つ、三つ……十一度目の鐘に紛れ込ませるように、私は呟いた。
19: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2014/06/24(火) 02:30:08.57 ID:I3aK4n380
律子「亜美、ありがとう」
十二度目の鐘が鳴って、私の誕生日が終わった。
20: ◆.xKc9zwqNY[saga]
2014/06/24(火) 02:30:46.75 ID:I3aK4n380
以上です。お目汚し失礼しました
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/24(火) 02:38:43.95 ID:sfmbqhJFo
乙です
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/24(火) 08:30:10.56 ID:dTF1CClvo
smoky thrillじゃね?
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/24(火) 08:35:27.15 ID:LqPj+vzLo
あみりつはもっと流行るべし
乙
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/24(火) 10:06:27.30 ID:SKx1F3Nr0
おつおつ!
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