5: ◆QgglP00/SI[saga]
2014/06/24(火) 11:19:20.82 ID:any/vsF8O
側近「あーそれでですね、魔王様は勇者相手に激戦を繰り広げたんですが、力及ばず勇者に……」
水「魔王様……何で……何で一人で……」
風「それで?俺達を呼んだということは、魔王様の仇討ちというわけか?」
水「はっ!そうよ勇者達を倒して魔王様の無念を!」
側近「いえその……仇討ちもいいんですが、その前にやっておく事がありまして」
火「やっておく事?何っスか?」
側近「次の魔王様です」
風「次?」
側近「魔王様はまだ独身でしたから」
水「私が結婚するはずだったのに……」
側近「……まあとにかく後継ぎがおられないんですよ」
風「それは確かに問題だな」
土「え?そんなに大変なの?」
火「お前馬鹿だなー、魔王様がいないとあれだろ……かっこつかないだろ」
水「あんたも十分馬鹿よ」
風「我等の住むこの魔界は、周りの魔界と比べてかなりの弱小魔界だからな、魔王不在などという情報が広まったら」
側近「すぐにでも周りの魔界が動きますね、うちの魔界は弱小ですが資源はありますから」
水「今まではその資源を上手くつかって、魔王様が均衡を保ってたのよ」
風「戦力で劣る分、資源の輸出や加工で補っていたわけだわかったか?」
火・土「「……分かった」」
風「……ではとりあえず、次期魔王を決める為に俺達を集めたんだな?」
側近「はい」
水「本当ならすぐにでも魔王様の仇討ちに行きたいのに、でもそれで魔界が潰されたりしたら、その方が魔王様悲しむわよね」
火・土((あれっ?説明おわり?))
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