過去ログ - 速水奏「シガレット・キスのあとに」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:11:34.05 ID:MuStPCxt0

「ねぇPさん」

「どうした」

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:12:19.70 ID:MuStPCxt0

「したくなったのよ、キス。いいでしょう?」

「煙草の味するだけだぞ、やめとけやめとけ」

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:12:58.79 ID:MuStPCxt0

「まぁホントにキスしてっていうわけじゃないのよ、『シガレット・キス』って知ってるでしょう?」

「なんで年頃の娘がそんなの知ってるんだ」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:13:36.95 ID:MuStPCxt0

「ねぇ、煙草出してよ」

「未成年の、それもアイドルに喫煙なんかさせてたまるか」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:14:24.77 ID:MuStPCxt0

「・・・こんなの見て何が楽しいんだか」

「楽しい、というよりはドキドキするの」

以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:15:12.85 ID:MuStPCxt0

車内で煙草を咥える成人男性と未成年のアイドル。
なんとも教育に良くない絵だが、私は心のドキドキを隠せない。

きっと人生で一度もやらないんだろうな、と思っていた行為を擬似的にだが彼と一緒に体験する。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:15:50.08 ID:MuStPCxt0

ちょこん、とお互いの煙草の先をくっつけた。彼の顔が私の顔のたった10cmほど前にある。

本当にキスをしているみたい・・・いや、してるんだと思う。

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:16:34.26 ID:MuStPCxt0

「・・・っ、はぁっ・・・」


無意識に呼吸を忘れていたようだ。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:17:24.60 ID:MuStPCxt0

煙草の先が触れた瞬間、背中をよく分からないものが駆け巡ったような気がした。
彼と間接的にでも"繋がった"という事実が、私の中の彼の存在をより大きく意識させてしまう。

顔が赤くなってしまう前にさっさと部屋に戻ってしまおう。
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:18:09.49 ID:MuStPCxt0

車から降りてドアを閉め、女子寮に向かって歩き出す。

数歩だけ歩いて、私の足は止まる。

以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/24(火) 19:18:49.58 ID:MuStPCxt0

「どうした?」

「ううん、別に。ただ、Pさんからもなにか記念に欲しいなって思って」

以下略



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