7: ◆XYFcNIlUIg[saga]
2014/07/01(火) 15:15:32.69 ID:oShJSld9O
ゆっくりと、この地獄の出口へと近づくと外からなにやら慌ただしい音が聞こえ、こちらに向かってくる。間が悪い、どうして私はこうタイミングと言うものがモノに出来ないのだ。急いで元の位置に戻りつつ自分の運の悪さをつくづく思う。
以前も夜に眠れないから散歩でもと思い外に向かおうとしたら深夜アニメを見ているメロンを見てしまい捕まった。やっと解放され外に出たら必殺技の練習をしている眼帯をつけた可哀想な女に出会い、一緒になって技名を考えるはめになって夜を明かすことに。どうも私というものは間が悪い運命におかされてるらしい。
想いに耽ていると足音がドアの前で止まりどんどんどん、と下方の猫用の出入り口の真横から聞こえた。礼儀と言うものを知らない奴らしい、誰だ、鎮守府内で該当に値する人物や艦を思い浮かべるが多すぎて検討もつかない
しばらくするとまた先程よりも強く扉が蹴られ、どこか発音のニュアンスがおかしい声が聞こえた、私は考えるのがめんどくさくなったので思考と書類をぶん投げ、どうぞと向こうの奴に声をかけた。
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