過去ログ - 勇者「これまでの冒険を振り返ってみたった」
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3: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/25(水) 18:56:57.29 ID:+x8oQDtR0
>きっかけは些細なことだった

勇者「魔法使い、狩人、俺は死ぬかもしれん」

狩人「は?」

魔法使い「な、悩みなら聞くわよ?」

勇者「親父のおやつをケツで踏ん付けちまった」グッチャリ

魔法使い「ゆ、勇者…アンタ何てことを…」ブルブル

狩人(こいつの父さん怖いからなぁ…)

勇者「村中探し回ったが、同じおやつが売ってないんだよ。これ死んだわ」

狩人(同じの探す為に、尻におやつをつけたままにしてたのか…)

魔法使い「そのおやつ、確か南街で作ってるお饅頭よ!」

勇者「おおぉぅ!でかしたぞ魔法使い!早速行ってくるぜ、南街!」

魔法使い「待ちなさい、南街は確か魔物に制圧されたって噂よ!危ないわ!」

勇者「じゃあ南街を解放してくる!じゃあな!」ダッ

狩人「あいつ、魔物に殺される道を選んだな…」

魔法使い「ちょ、勇者あァーっ!」

>本っ当に些細なことだった




狩人「流石村で2番の戦士である勇者だな、南街を解放して生還するとは」 ※1番は父親

魔法使い「だけど制圧されたゴタゴタで饅頭は製造してなかったみたいね」

勇者「饅頭コワイ饅頭コワイ」ガタガタ

親父「おう、うちのせがれとその友達じゃねぇか!おい勇者、何で青ざめてんだ?」

勇者「」ビクッ

魔法使い「おじさん、勇者ったらおじさんのおやつを駄目にしちゃったのよ。でもそのおかげで南街を解放したんだから、許してあげて」

親父「ガッハッハ、そうかそうか、南街を解放したか!流石俺のせがれだな!」

魔法使い「そうよおじさん、南街の人たちは喜んでいたわ!だから…」

親父「わかってるよ魔法使いちゃん。特別にケツ叩き10発で勘弁してやるよ!」

ドゴァアアッ

勇者「」ピクピク

狩人「あのケツ叩きは岩をも砕くというからなぁ」

魔法使い「勇者、勇者ああぁぁ!おじさん、もうやめてええぇぇ!」

>この一田舎の青年は、後に世界の期待を背負う勇者となる。


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