過去ログ - 愛「夢にまで見ていたあのステージ」
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12:1[saga]
2014/06/25(水) 21:45:27.62 ID:jCc3EvyG0
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ステージ下、所謂奈落に位置する場所から迫りを使ってステージに上がる。
上がっていくにつれて心臓が早鐘を打つ。
瞳を閉じて、緊張を誤魔化すように手を強く握っていたら、ふと温かい感触に触れる。
涼・絵理「「……………………ッッ」」
眼を開けなくても、空気で解る。
段々とファンの大きな声援が聞こえてくる。
二人とも、それに押しつぶされないように、私達みんなでその圧力を背負おうとしてるんだ。
私の不安を二人が背負ってくれる。
その代わりに二人の不安を私が背負わなきゃいけないんだ。
この中に平気な人なんて誰一人として居ない、みんな怖いんだ。
控え室で元気付けてもらった言葉を、今度は私が使う番。
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