2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/25(水) 23:47:18.97 ID:nL3FzWN+o
最近、有望株が何人か876プロに入った。
所属アイドル達――特に、涼たち三人が、その功績で事務所を見事に大きくしてくれたおかげで、876の門を叩く子が増えた。
スタッフも増やし、事務所も広い所に移し、設備も整っている。
石川「なのに……」
そのうちの一人が、絶不調だ。
最初は何かピンとくるものがあったので採用したけれど、それ以降は鳴かず飛ばず。
同期にはDランクに迫る子も出ているというのに、Fランクのまま。
石川「はぁ……」
「うっ、うっ、うぅ……」
今日もオーディションに落ちて、屋上で泣く始末。
仕方ないので、私自ら慰めることにした。
石川「いつまでそこで泣いているつもり?」
「放っといてください」グスン
これだ。
この子は、拗ねやすい。
そして、すぐに泣く。
誰かを見ているようだ。
石川「……」
さて、どうしたものかしら。
実力がないわけではない。
運の悪さをひっくり返せるだけのものは持っている。
足りないのは、自信と――
石川「ねぇ、ドライブでもどう?」
「ドライブ、ですか?」
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