過去ログ - 【PSYREN】ほむら「暴王の月」【まどマギ】
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22: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/06/26(木) 23:40:39.24 ID:ClLt9ubFo

現在『 』

 私は会議室のような部屋へと通された。
 そこには見慣れた顔ぶれがずらりと並んでいる。

「お待ちしていましたわ。ほむらさん」

 頭からつま先まで白一色の魔法少女服に身を包んだ美国織莉子が私を出迎えた。

「どうも、『初めまして』。暁美ほむらよ、美国織莉子。織莉子と呼ばせてもらって構わないかしら?」

「お好きなように。あなたに敵意がないことは分かっていますから」

 目を閉じたまま、姿勢だけをこちらに向けて織莉子は微笑む。

「やっとお出ましかい、暁美ほむら。織莉子を待たせるなんて、とんだ食わせ者だね」

 織莉子とは対照的な黒い給仕服のような衣装に身を包んだ魔法少女が横合いから、ぬっとあらわれた。

「どうも、呉キリカ。あなたはいつでも変わらずに織莉子が一番なのかしら?」

「とーぜんっ!世界がどんなに壊れても私の愛は壊れないよ」

 相も変わらずに美国織莉子に心酔している様子だった。

「初めまして、あんたが噂のイレギュラーって奴か。アタシは佐倉杏子だ。精々足を引っ張るんじゃないよ」

 真っ赤なコートドレスを模したような魔法少女服に身を包み、右手に持った鯛焼きを齧りながら佐倉杏子が奥から姿を現す。



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