過去ログ - 【PSYREN】ほむら「暴王の月」【まどマギ】
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6: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/06/26(木) 01:22:32.56 ID:FsYyZ0AYo

 巴マミの警戒心を解くにはさっさと素性をバラスべきでしょうね。

「当然よ、私は一月後の未来からやってきたのだもの」

 私は突拍子もないことを臆面もなく言ってのけた。

「一か月後の未来から……?」

 あからさまに怪訝な顔をして見せる巴マミ。インキュベーターの方は表情が変わらないから何とも言えない、
が恐らく何かを考えているのだろうことは想像に難しくない。

「信じがたい話ね。だけど、この世界からは太陽が消えてしまった。それよりは信憑性があるかしら」

「君の言葉だけを鵜呑みにすることは出来ない。けれど、願いの効果でそうなったのならば、説明はつくね。
なにより君が魔法少女であるという物証もある」

 毎回この時だけは荒れ果てたこの世界に感謝する。
 きっと、五年前の平和が続いたままだったらこんなこと到底信じてはもらえなかっただろうから。

「それに、魔法少女がW.I.S.E.1に加担する理由なんてないでしょう?」

「そうね、私たちに世界を革変する理由はないものね」

 巴マミは不敵に笑う。

「もし、そんな魔法少女がいるとすれば、それはそんな願いを叶えた魔法少女だけでしょうね」

 私は応じるように口元を歪める。

「良いわ、あなたをつくしの根へ招待しましょう」

「実は内部構造までばっちりよ」

 真面目な顔でそう返すと、巴マミは驚きを表した。

「本当に、未来から来てるのね」


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