過去ログ - 【PSYREN】ほむら「暴王の月」【まどマギ】
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9: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/06/26(木) 01:26:00.15 ID:FsYyZ0AYo

現在『 』

 巴マミと並び、私たちは荒野を歩く。
 朽ちた家屋、朽ちた電柱。それほど長い時間が過ぎたわけでもないのに物体はことごとく風化している。

「この辺りだと、地点μかδ辺りかしら」

 そう問いかける。

「ご明察。δの方ね」

 マミはやけに簡単にそう答えた。

「そんなに簡単に手の内をばらしてしまっていいのかしら?」

「そう言いますけどね、全部知っているのでしょう?」

 どうやら、丸々そっくり私の発言を信用してもらえたらしい。

「勘違いしないでほしいのだけれど、別にあなたを信用したわけじゃないのよ?」

 巴マミはやけにテンプレート的なセリフを口にする。

「そうなのね、今回はまどかの予知があったみたいね」

 私は思わずそう呟いた。

「今回『は』?鹿目さんの予知がばれてるのは置いておくとしても、あなた一体何度、過去に戻ったの?」

 私はその質問に対して押し黙ることしか出来なかった。



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