13:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:31:05.90 ID:ToFZjpJj0
唯「いや…… いやだよぉ……!」ズリズリ
男はいとも簡単に唯を捕らえ、ケージの前へと引きずり、彼女を中へ放り込んだ。
ガシャリと非常な音を立てて、扉が閉められる。
唯「やだぁ! お願い! 出して! 助けてぇ!!」ガシャガシャガシャ
ケージの柵を叩いて泣き叫ぶ唯を尻目に、男は犬側の方へと回る。
威嚇する犬に手間取り、しばしの間は空いたが、男の手によって結ばれたリードが解放された。
そこからはあっという間の出来事だった。
一匹目が唯に飛びかかり、彼女の手首に食いついた。
唯「きゃあああああ! 痛い! 痛い痛い痛い!」
大型犬の咬筋力は瞬時に手首の骨を噛み折り、犬の口からはみ出した手が不自然な位置で
ブラブラと揺れていた。
間を置かず二匹目が唯の顔面に食らいつく。
唯「ひいいいいいいいいいい!!」
犬はすぐに離れ、涎を垂らしながら唯の顔の肉を咀嚼していた。
もんどり打って倒れた唯の右顔面は大半の肉を持っていかれた悲惨極まるものだった。
潰れた眼球が飛び出し、鼻は削げ落ち、頬の肉の大半を失った口元は並びの良い歯列を
覗かせている。
唯「た、た、たひゅけ…… たひゅけへえぇ……」ビクンビクン
そして、終幕は実にあっけなく訪れた。
手首に噛みついていた一匹目が狙いを変え、唯の喉に食いついたのだ。
唯「ぐぉえっ!!」
喉の肉は簡単に食い千切られ、それ以降唯の悲鳴は一切聞こえなくなった。
ただガラガラとうがいをするような音が響くだけだ。
大の字となった唯は断続的に全身を痙攣させていたが、二匹の犬に頭部と喉を集中的に
捕食される中、やがてその動きも無くなってしまった。
少しの間、画面は犬達の食事シーンを流すだけであったが、不意に地震が起きたかのように
映像が大きく乱れた。
どうやら男がカメラを手にしたようだ。
画面は、頭蓋に釘を打ち込まれた梓、消し炭の律、失血死した澪、ドラム缶から両足を覗かせる紬、
臓物をはみ出させた和、犬の餌となった唯と、物言わぬ屍を順序よく映していき、最後に男の
バストアップとなった。
男「Tento film je u konca. Ďakujem. Dovidenia」
こちらへ朗らかに語りかける男がバイバイとばかりに手を振る映像を最後に、画面は始めと同じ
真っ暗闇へ戻ったのだった。
[完]
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