過去ログ - 唯「すなっふふぃるむ!」
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7:唯「すなっふふぃるむ!」[sage saga]
2014/06/26(木) 22:19:25.63 ID:ToFZjpJj0

男「Choď po riti!」

男は怒声と共に、床に転がる和の顔面をサッカーボールのように蹴り上げた。

和「ぐっ!」

唯「和ちゃん!」

唯が慌てて這い寄る。
男の方はといえば、今は落ち着きを取り戻したかのように、こちらへ顔を向けて何事かを
話している。

男「Je mi to ľúto. Všetko teraz」

そして、再び紬の髪を掴んで引っ張り上げ、ドラム缶の前へと連れてきた。

紬「や、やめ、ひっく…… たす、助け、うえっ…… ひいっ……」

言う端から嗚咽が溢れて言葉にならない。
紬の髪を掴む男の手に力が込められた。

紬「ひいっ! やめ──」

拒絶の言葉を言い終える間も無く、紬の顔はザブリと水の中に突っ込まれた。
顔を上げようと必死にもがくが、頭をしっかりと押さえられている為、肩をよじり足を
バタつかせるくらいしか動きようが無い。
沈められた顔の横からはボコボコと大きな水泡が浮かぶ。

男「Zaujímalo by ma, asi dve minúty?」

男はどこかあらぬ方向に目をやっているが、時計でも見ているのだろうか。
計ったように沈めてから一分半ほどで紬の顔を上げた。

紬「ぶはぁ! げほっ! ごほっ! げほっ! げほっ! はぁ、はぁ、はぁ、はぁ……
  げほっ! げほっ!」

水から解放された紬は酸素を求めて大きく息を吸ったが、鼻や口に残った水も同時に肺に
吸い込んでしまい、激しく咳き込んだ。

紬「げほっ! げほっ! はぁ、はぁ、はぁ…… く、苦し……」

男「Dobre, ešte raz」

再び紬の顔は水に沈められた。
息継ぎが不充分な状態で沈められたせいか、今度の苦しみ方は尋常ではない。
男は全力で押さえつけているようだが、それでも彼の手を跳ね除けんばかりに紬の身体は
のたうつ。
その激しい動きに反比例して、浮かぶ水泡はずっと小さく少なかった。

男「Dlhšie a dlhšie」

先ほどの倍以上の時間をかけた後、紬の顔が水から上げられた。

紬「ぶはぁっ! げほっ! ごほっ! げほっ! ひいっ、ひい、ひい…… ごほっ! ごほっ!
  ひいっ、ひいっ、ひいぃ……」

室内に咳き込む声と笛の音の様な呼吸音が響き渡る。
紬の目は充血して真っ赤になり、鼻からは大量の鼻水がベットリと垂れ下がっていた。

紬「ひいぃ、ひいぃ、ひいっ、ひぃ…… も…… も、やめて…… し、死んじゃう……
  げほっ……」

紬は自身の身体を支える力も残っておらず、ドラム缶に身体を預けた姿勢のままガックリと
うなだれて、もはや半死半生である。
紬は涙をこぼしながら男に哀願した。

紬「お願い…… もう、やめて…… 死にたくない……」

男「Zabil som čoskoro」

男は短く言うと、紬の頭から手を離し、今度は両腕で彼女の腰辺りを力強く抱えた。

紬「いやあ! やめて! 助けてえ!」

紬の身体が高々と持ち上げられたかと思うと、そのままドラム缶の中に勢いよく放り込まれた。

紬「いやああああ――」

甲高い悲鳴はすぐに途切れ、ザブリという水音が響き渡る。


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