過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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19:スチール[saga]
2014/06/27(金) 09:46:15.76 ID:RMEnQLOwO
「あんた……誰だ」

 そこには男がいた。
 つんつん頭の白い髪と冷酷そうな切れ長の青い瞳をした30代の男が。
 しかし上条には分かる。
──こいつはヤバイ。
 咄嗟にオティヌスを摘み上げると、自分の肩もとにポン、と置く。

「貴様は誰だ?何故無事でいられる?」

 上条の肩の乗ったオティヌスは、男に向かって静かに問う。

「…それはこちらのセリフだろう。キミは精霊か?こんな精霊は見たこと無いがな」

「残念ながら私は精霊などという可愛げのある物ではない。私は魔神。魔神オティヌスだ」

「魔神?………オティヌス……オーディーン」

 男は少し考えるかのような表情をすると、思い出したかのように顔を上げる。

「ほう繋げられるか。博識だな」

「やっていることに神話が関係していてね。一通り調べたことがあるんだよ」

 不敵に笑う男。上条にはその笑みが不気味な物に見えた。

「成る程……で、お前の番だが」

「ちょっと待ってくれ。少年、キミは誰だ?」

 そう言うと男は上条のことを人差し指で指差した。

「お、俺?」


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