過去ログ - 少女騎士「昨晩さ、父上が私の結婚相手を紹介してきたの。」姫「え……」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/27(金) 20:53:12.49 ID:Q3KHUlbDO
〜その夜〜


姫「……結婚?」

メイド「旦那様!お嬢様はまだ14歳です!結婚なんて……」

執事「静かにしたまえ!使用人が口を挟むことではない!」


公爵「結婚相手は第3王子だ。今のところ、もっとも王位継承の可能性が高いと言われる若者だ。」

メイド「第3王子……?それって、旦那様と敵対関係にある皇族達のリーダー格の子孫では?
何故いきなりその様な方との結婚が……?」

姫「………」


執事「それ以上深入りするようなら、首を切るぞ!」

メイド「納得いきません!急過ぎます!顔も知らない敵側の青年との婚約なんて……」


姫「……お父様。」

公爵「ん?どうした?」

姫「その人と結婚すれば、お父様は嬉しいのですか?」


公爵「………これはお前の為でもあるんだぞ。相手は最も玉座に近い青年だ。」

メイド「……旦那様!相手に適わないと分かり敵対関係から協調路線へと持ち込むつまりなのですね。その口実にお嬢様の結婚を利用するつもりなのですか!?」

執事「違います!結婚はあくまで相手側の申し出です、お嬢様!」

メイド「でも、旦那様はご自分の位を守る為に、それに便乗するつもりですよね!お嬢様のことなんて、全く考えずに……」




姫「……私は、その人と結婚するべきなのですか?」


メイド「!!」

公爵「ああ。お前の未来の為だ……。」

姫「なら……私、結婚します。」


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