過去ログ - 菫「見つけた。貴方が私の王だ」咲「えっ」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:34:43.37 ID:cMGVLU1+0
だが、そんな咲の希望的観測を否定するよう少女は首を左右に振る。

菫「私が、貴方を見間違うはずがない」

咲「で、でも、初めてお会いしましたよね?」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:37:31.18 ID:cMGVLU1+0
主人「そんな所で何をやっている!?」

野太い怒鳴り声と、寒さで悴む指先で咲は持っていた桶を地面に落としてしまった。

バシャリと汲んだ水が辺りに染み渡り、その向こう側から荒々しい足音を響かせ主人がやってくる。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:40:08.04 ID:cMGVLU1+0
聞こえてきた声は確かに少女のもので、

怒りの余り咲にしか意識がいっていなかった主人はやっとその存在に気付いた。

主人「…どこの馬鹿か知らないが、こいつは我が家の下働きだ」
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:42:45.62 ID:cMGVLU1+0
瞬間、地面を見るしかなかった咲は我が目を疑う。

堅いはずの地面がぐにゃりと水面のように波打つと、そこからにょきりと腕が生えた。

それも人の腕とは違う、まるで鳥の羽の如く羽毛を生やした腕だ。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:44:57.72 ID:cMGVLU1+0
先程骨が軋む音がしたように、そのまま力が掛かっていけば確実に主人の骨は粉々になるだろう。

狂ったように悲鳴を上げまくる主人の姿を呆然と咲は見返している。

人を襲い、喰らうと言う妖魔が主人を殺めてしまったら…次は咲の番なのだろうか。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:47:21.84 ID:cMGVLU1+0
そうして、頭上から響く声を聞いた。
 
菫「黙らせろ」

『御意』
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:50:12.62 ID:cMGVLU1+0
コクリ、唾を呑み込み咲は自身を抱きとめる少女を仰ぎ見ようとする。

だがその途中、視界の隅の地面がまた、ゆらりと波打った。

ズズズ、と地面より這い出てきたのは虎ほどの大きさの獣だが、
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:52:12.78 ID:cMGVLU1+0


背後より抱きとめていた体が重みを増し、守ろうとした人が気を失ったのだと菫は気付く。

くたりと垂れた咲の頭を自らの胸元へと引き寄せる。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/27(金) 23:53:42.07 ID:cMGVLU1+0
とりあえずここまで。
毎週金曜日に更新予定です。


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/27(金) 23:55:08.13 ID:MXFITlLlO
乙 懐かしいな


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/27(金) 23:58:47.53 ID:+1Tdduz5O
十二国記の方は知らないけど面白い
なんとか完結してほしいな


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