過去ログ - エルフ「ねむねむ・・・」男「幻の存在なのに惰眠を貪るな」
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35:エルフ好き[sage]
2014/06/30(月) 17:27:01.30 ID:09zsrRvK0
〜2ヶ月後〜

男「はぁ、はぁ、クソおお!!!」

エルフ「も、もう無理だよ!諦めようよ!私はいいから!」

研究員「待て!その第一種亜人は国家機密だ!大人しくそいつを渡せ!!!」

男「お前らがこいつの親に何をしたのか、もうわかってるんだよ!!!こいつはモルモットじゃねえんだよおおお!」

俺は、こいつらから逃げていた。どこで知ったか分からないがエルフを狙っている。

その逃げる過程で既にエルフの親がこいつらに殺されているのも知った。

そのことを知った時からこいつはだんだん諦めようとしている、”男が死んじゃうから”と。

俺はそれが堪らなく嫌だった・・・

こいつは、可愛くて、優しくて、さみしがり屋で、頭が良くて、運動神経も抜群。

でも、そんなことじゃなくて、俺はコイツの折れない心がとても眩しかった、誇らしかった。

だけどこいつは今諦めようとしている、親という心の柱が折れてしまったから。

俺はそんなエルフが嫌いで、俺も柱になってやりたかった。

そしてなにより、、”男が死んじゃうから”と諦めようとしているコイツが嫌いで、そんなエルフの支柱にさえなれないそんな・・・

哀れみを抱いてる俺自身が大嫌いだった。

こいつはそんなヤワじゃない、それは侮辱になる。

だけど助けることもできないなんて絶対嫌だった、エルフは・・・俺が・・・絶対に護る!




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