24: ◆KpPu4lHfcc[saga]
2014/06/28(土) 18:38:57.59 ID:xpCfEu5V0
さて、健太は受話器を置いてすぐさま太郎の家に向かった。
二人の家は目と鼻の先にあり、竹馬に乗って行っても2分と掛からない距離にある。
呼び鈴を鳴らすと、程なくして太郎の母が出迎えた。
「あら健太君、太郎はまだ帰ってませんけど?」
それは健太も承知の上だ。
「そうですか、実は約束をしてましてー。
もし太郎が戻ってなければ、部屋で待っておくよう言われたんですがー」
「あらそうなの? じゃあ上がんなさいな」
健太の言葉に、太郎の母は何の疑いも持たなかった。流石は竹馬の友である。
かくして健太は二階の部屋へ突入した。
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