55: ◆KpPu4lHfcc[saga]
2014/06/28(土) 19:10:44.66 ID:xpCfEu5V0
階下から玄関を開ける音がした。今度こそ太郎に違いない。
健太は「ちょっと行ってきます」と二人に会釈し、すぐさま部屋から出ていった。
玄関に下りたその時、健太は友の姿に目を疑った。
見るも無残とはこの事だろう。
不気味なほど荒い息使い。そして全身上から下まで水まみれ。
上は汗かもしれないが、下は何やら藻らしき緑色の物体が付着している。
顔は右側が腫れ上がっており、青黒い内出血がその痛々しさを物語っている。
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