過去ログ - 一夏「IS学園やて?」
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110: ◆CW6LlqZOVU[saga]
2014/07/12(土) 16:03:36.57 ID:RqeqOsXsO
三時間目

一夏「やっと体動かせるわ」

シャル「基礎的なことしかまだしないみたいだけどね」

セシリア「基礎こそ大事な技術ですわ、それがないとお話になりませんもの」

ラウラ「全くだ」

箒「やってみると楽しくなってくるんだこれが」

山田「今日はISを使う前に生身でスポーツをしてもらいます」

一夏「そういうのもええな、っちゅうか元々それ専門やったし」

シャル「僕はどっちでも楽しいよ」

箒「具体的には何をするんだ?」

セシリア「そういえば気になりますわね」

ラウラ「教官がこう言い出したときは大体」

山田「逮捕術を教えちゃいます、ボーデヴィッヒさん、私に殴り掛かって来てください」クイクイ

ラウラ「・・・分かりました」

山田真耶、ファイトスタイル:逮捕術

一夏とシャルの専用機二機を圧倒し高いIS運用技術は全員に知れ渡っているが、それとは別に恐ろしい一面があった。

一通り何事においても並以下にみられがちだがあくまでそれは一般評価であり、千冬には及ばないものの高い運動神経・聡明な頭脳・そして世界的に見ても高いIS操縦技能を併せ持っている。

彼女の持つ技術を知る者は極僅かで、それ故に足元をすくいやすい。

かつては日本代表の座を千冬と争える位置にいた人間が弱いはずがないのだが、彼女の持つ人柄が、実力を羊のベールで覆い隠す。

彼女はブリュンヒルデどころかヴァルキリーにもなれなかった。

それはあくまでも『競技者』として不向きなだけであって、世界でも有数のIS操縦者ではあった。

千冬が彼女を副担任に据えたのは伊達ではない。人一倍勉強に励み、オリンピック選手顔負けの運動量をこなし、千冬を追いかけてきたことを踏まえてのことである。

誰よりも努力をした結果は、指導者として生かされることになる。

優しい気性の彼女が逮捕術を選んだのは必然である。

日本の警察機関が正式採用している逮捕術は、相手を制圧するところに重点を置いている。

相手を傷付けずに無力化する。

一夏の目指しているものに限りなく近い格闘技が逮捕術である。

そしてその技術は一夏の格闘技人生に多大な影響を与えることになる。

ラウラ(的確に捌かれる!)

山田「クラヴ・マガの良さを引き出せてません、本当はもっと恐い格闘技なんですよ」

ラウラも山田真耶の実力を知っているため、手を抜いていない、一夏を殺しに掛かった時と同じ気持ちで彼女を攻めるも
まさに子ども扱い、打・投・極、全ての格が違う。

一夏よりは速さもない、力もない、なのに気が付くと眼前に拳がある。

気が付くと優しく投げられている

気が付くと優しく極められている

そのままラウラは手も足も出ずに制圧されていた。



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