46: ◆CW6LlqZOVU[saga]
2014/07/02(水) 01:33:17.96 ID:RtW8R6T+O
鈴「あんたにはあたしの本気を見せてあげる」
そういうと50mほど一夏から距離をとり、龍咆を放った。
箒「そんなところから届くのか!?」
セシリア「それよりも、攻撃が見えませんわ!」
龍咆、衝撃のみで相手を破壊する兵器、実弾どころかエネルギーの発生源である砲身すら視認できない兵器、これだけでも驚異である
一夏「弾が見えへんだけで、狙い先は俺やろが」
弾が見えないとういう恐怖感は嫌というほど味わっている、砲身が見えないだけで狙いは自分であることを冷静に踏まえあっという間に距離を詰める一夏。
鈴「だからあんたには貫通咆しか撃ってないわよ」
鈴の装備を破壊するべく、一夏は振りかぶった矢先、鈴の芍薬のような笑顔から悪意ある泥のような笑顔に変わったことに気付く、拡散衝撃咆を一夏は寸でのところで躱した。
しかし、躱したところで今度は双天牙月が襲ってくる。距離をとることに意味はないと一夏は青龍刀の猛攻と拡散・貫通衝撃咆を雪片二型の間合いで避ける。
しかし攻められない
背後をとったところで咆撃の餌食、しかし正面からは牙月、確実に一夏は苦境に立たされていた。
鈴「あんたは強いけど装備がそれだけで勝てるほど甘くないわよ」
一夏(確かに、雪片二型だけやけどのう・・・絶対に勝つ方法があるはずやねん。何か・・・)
そう考えるも、無情にも衝撃咆が一夏を吹き飛ばした
箒「一夏!」
セシリア「一夏さん!」
地面に叩き付けられ、その衝撃で意識が朦朧とする中、一夏は思い出していた。
轡木「いいですか織斑君、武器とは、体の一部なのです、それを忘れないでください」
一夏「いやいや、何言うてますのん?体が武器なんが截拳道なんちゃいますん?」
轡木「そうですよ、ですがそれだけでは満点ではありません」
一夏「ん〜〜〜?」
轡木「ははは、すぐにわかるものでもありません、それに気付くことができれば君は更に強くなれますよ」
一夏「やれるとこまでやってみますわ」
とどめを刺すべく、鈴は貫通衝撃咆で一夏を捉える、その刹那。
一夏は双天牙月を甲龍の手からはじき飛ばしていた。
一夏「やっと分かったわ、武器は体の一部なんやな」
鈴「何いってんのあんた?吹っ飛んでおかしくなったんじゃない?」
一夏「おかしいかも知らんのう、今までこんな簡単なこと分からんかってんから」
鈴はためらわずに貫通咆を放つ、しかしまるで攻撃を見透かされたかのように当たらない。
一夏「今の俺はISに乗っとるけど生身や、お前の全身で何するか分かる」
はったりではない、明らかに動きが数十秒前より生きている。そう理解した時にはもう遅く。
腕部と肩部にあった見えない砲身も破壊されていた。
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