過去ログ - ゴルゴ「キュウべえだと・・・?」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/06/29(日) 12:16:32.37 ID:x6e56MzU0
街外れ、国道から脇にそれた見滝原市への入り口の一つ
昨夜彼が使い魔たちに襲われた場所だ。

ゴルゴ「・・・」

ゴルゴは昨夜のカビらしきものがへばりついていたあたりを黙視し、手で撫でてみるが、何の痕跡もない。
昨夜マミに救われた後街灯の弱い灯りの下確認した通りだが、昼間のはっきりした光の下で見ても特に手がかりらしきものはなかった

ゴルゴ「・・・」

???「何物かしら?」
ゴルゴ「!!」
ゴルゴが半分腰を下ろした状態から素早く身を起こし、ひるがえすと、見滝原中学の制服を着た長い黒髪の少女が立っていた

彼女は冷たい眼で彼を見上げながら言う
???「あなたよそ者ね?まとっている空気が違うわ。こんな場所で何をしているの?」
ゴルゴ「・・・
 私は建築業のものだ。この廃屋の地質と傾き具合、セメント面の劣化が気になるので少し調べてみたまでだ…」
???「ふうん・・・」
ゴルゴ「・・・」

少女は成人男性の中でもずば抜けて体格のいい彼を見上げて、彼の視線を受けながら物怖じ一つしない。


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