80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:37:14.61 ID:/dAIcfJxo
私は足早に近づき、彼にこう問いかけた。「なにしてるの、この糞提督」
すると提督は私のほうを振り向き、右手で人差し指だけをたて、指を唇にあてるポーズをした。
静かにしてっというポーズである。私はとっさにしゃべるのをやめた。
そしてすぐに提督は、ドアの隙間に指をさす。
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:37:55.05 ID:/dAIcfJxo
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:38:35.68 ID:/dAIcfJxo
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:39:51.27 ID:/dAIcfJxo
かわいい
その一言に限る、そんな姿であった。
提督はこの姿を見ていたのだ、そりゃ指令室に入れないのも無理はない。
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:40:26.80 ID:/dAIcfJxo
瑞鳳さんがとろうとしているものは、棚の中にあるファイルのようだ。
しかし、その高さは無情にも伸ばしている手からあと数センチと届かないほどの位置にある。
このままでは埒が明かないだろう。
しかしあきらめないのか、まだんぅ〜と声を出しながら精一杯腕を伸ばしている。
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:40:54.40 ID:/dAIcfJxo
しかし、3分後くらいでようやく諦めたのか、あたりを見回す瑞鳳さんの姿があった。
どうやら台になるものを探しているようである。
若干名残惜しい気もするが、ずっとこのような状態にしておくこともできないし、仕方ないだろう。
というか今気づいたら提督、しっかりとビオカメラを回しているではないか。それ後で私にもデータ頂戴ね。
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:41:27.09 ID:/dAIcfJxo
瑞鳳さんはというと、瑞鳳さんが座っているデスクのイスを持ってきていた。それを台の代わりにするんだろう。
イスを運んでいる瑞鳳さんもかわいい。
そのイスを目標のファイルの真下に設置し、イスの上にのる瑞鳳さん。
この高さなら楽に届くであろう。この至福の時が今終わりを告げようとしていた。
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/07(月) 19:41:44.21 ID:KOC4+8KSO
え〜と、これは誰目線なのかな?
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:42:13.52 ID:/dAIcfJxo
目標のファイルに手をかける瑞鳳さん、しかしそのファイルは簡単にはとることが出来なかったようだ。
どうやら棚の幅に対して多くのファイルが詰められているらしく、そのファイルが周りのファイルに押されている為、相当力を入れないと取れないようだ。
瑞鳳さんはそのファイルをつかんだまま、んぅ〜っと声をだしながら無理やり引き抜こうとしている。かわいい
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 19:43:13.56 ID:/dAIcfJxo
その3秒後、そのファイルをとり出すことに成功した。
しかし、力を入れた反動、さらにイスの上というバランスの悪い足場のせいでバランスを崩した瑞鳳さんはそのまま後ろに倒れ…
瑞鳳「あっ…」
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