62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/17(日) 12:39:44.81 ID:2VilTPSPo
…
咲(…ああ、10分も遅れちゃったよ…)
咲「京ちゃん!」
京太郎「咲…」
咲「ごめん京ちゃん!待ったよね…」
京太郎「おせーぞ咲!その…初…デ…デートだってのによ…」
咲(!)
咲(京ちゃんってこんな風に照れることもあるんだ。)
咲(もし私達が普通の…男と女のカップルだったら、「俺も今来たところだよ」なんて言っちゃうのかな…)
京太郎「ま…まあ、今日はその…楽しもうぜ!」ガシッ
咲「ひぁっ!」
京太郎「うわっ!…どうしたんだ!?」
咲(そんな…)
咲(い…いきなり…肩を組むって…)チョンチョン
京太郎(咲のやつ…顔を真っ赤にしてフルフルして…肩の俺の手を指差している)
京太郎(…恥ずかしいのかな?)
京太郎「あ…悪い。男同士だし普通だと思って…」ガシッ
京太郎「(…離そうとしたら、今度は俺の手を掴んで自分の肩に持っていきやがった…)
咲(恥ずかしいよ…でも…京ちゃんがこんなに近くに…京ちゃんの匂い、服の感触、おっきな手…ああ…京ちゃん…)
咲「そのままで…いいよ…」ボソッ
京太郎「あ…ああ…」
京太郎(そんなに真っ赤になられると…その…すごく…気恥ずかしいな…)
咲「…京ちゃんすごくおっきいね。僕は京ちゃんの肩に届かないよ。ごめんね…」
京太郎「そ…そんなこと気にしなくていいぜ!ほら行こう!」
咲「これじゃ京ちゃんの肘置きになったみたいだよ。」
京太郎「ははは!じゃあこれでどうだ?」グッ
咲「ふわわ…」
咲(京ちゃんは私の肩をぐっと抱き寄せる…)
咲(腰に腕を回すのが愛情の表れだとしたら、肩を寄せるのは保護欲が表れているように感じる。
その純朴な清潔さと、抱き寄せられたときに香る制汗剤のすっきりした香りが、私が求めていた爽やかで優しい京ちゃんをよく体現しているよ。)
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