過去ログ - 勇者「俺の目的は魔王討伐じゃない」
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6: ◆WnJdwN8j0.[sage saga]
2014/06/30(月) 20:39:08.90 ID:Ip9gb3730
翌日
戦士「勇者さん、朝だよ!爽やかな太陽だ!まるで俺たちを祝福してくれているようだね!」
勇者「うるせーよ…」(あー眠ぃ)
狩人「勇者、魔王を倒すんだろ?情報は仕入れてあるからね〜」
勇者(余計なことを)チッ「聞かせてみろ」
狩人「うん。これは最近判明したことなんだけどね、魔王城に行く為には4つの宝玉を集める必要があるんだ。その宝玉が揃えば、魔王城までの「道」ができるって話だよ」
勇者「ほー…。よく調べたな」
狩人「だけどその4つの宝玉はそれぞれ、魔王直属の部下が持っていて、そいつらを倒さないと宝玉は手に入らないだろうね」
戦士「魔王直属の部下ってぇと、東西南北それぞれに君臨してる化物共だな!腕が鳴るぜ!」
勇者(雑魚にやられた奴が何を言う)
呪術師「ま、負けるわけがないわぁ勇者様が…ねぇ〜?」ニタァ
狩人「よし、1番近い西の化物から倒しに行こう」
戦士「勇者さん!俺着いて行くよ!世界の皆に笑顔を届ける為に戦う勇者さんに、どこまでも着いて行くよ!」
勇者「着いて行くと言うなら、目的地は俺に決めさせろ…」
戦士「わかってるよ勇者さん、皆が行き着くべき目的地は世界平和!そうだろ勇者さん!」
勇者(もうこいつと話したくない)
>こうして勇者は(不本意ながら)西を目指すこととなった
=西地方=
狩人「あ、村が見えてきた〜。これでタダ飯にありつけるね〜」
勇者「あぁ、俺の顔は知れ渡っているからな」
呪術師「世界一有名でお美しい勇者様ウフフ…ん?何かあの村、変よ?」ブツブツ
戦士「どこも変な所はないぞ?それよりも早く行こう、皆!」ダダッ
勇者「疲れ知らずな奴だな…ん?」
>村の高台で人影が動いた。そして――
シュババッ
戦士「ぐわー」
>高台から放たれた矢が、戦士に突き刺さった!
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