過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」明華「夢でも、あなたの横顔を」
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15: ◆fUP.t6E/JbsR[saga]
2014/07/01(火) 00:16:31.58 ID:G+ipMOuoO
「ぐ……」


途中から『目覚めた』小蒔の相手もどうにか済ませ、散々に搾り取られながらもヨロヨロと朝の食卓へ向かう途中。

京太郎の経験から、この次に会う相手が何となく予想できた。


「おはよう、はっちゃん」

「はい、おはようですよー」


背後に感じた気配に振り向くと、京太郎の予想した通りに彼女が立っていた。

彼女の名前は薄墨初美。京太郎がこの屋敷に来た時から、色々と面倒を見てくれた先輩である。

そして――


「大分、大きくなりましたね」


――京太郎の、始めての相手でもある。


「ふふ……きっと、京太郎に似て元気に育ちますよー」

「いやー、はっちゃんにそっくりな可愛らしい子になると思うな」


初美のお腹に手を当てる。

何となく、命の鼓動のようなものが感じ取れた気がした。


「にしても、発覚した時はただただビックリしたけど……こうしてみると、本当に愛おしいですね」

「ふふ……お母さんの気持ちが、分かってきましたよー」


和やかな朝の光景。

この屋敷に住む者なら、見慣れた光景。

であるならば、この後に起こることも勿論、


「ぺろっ」

「ひゃっ!?」


誰もが、想像できる。


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